腰痛予防体操①背筋のストレッチと腹筋の強化

冬のJR羽越本線
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新年あけましておめでとうございます。
今年も痛みのない1年を過ごせるように体の手入れをしっかりしてください。

背筋のストレッチ

腰痛の原因の大きな部分を占めるのは、背筋が固くなることです。

背筋が固くなると脊柱を圧迫する方向に働きます。

また相反神経支配といって脊柱の圧迫を減少させる方向に働く腹筋を弱める原因になるため背筋をストレッチすることで、痛みも軽減し、脊柱への圧迫力も減少します。

腰痛予防-背筋のストレッチ

写真は私が臨床で考えた背筋をストレッチする方法で、椅子に座り、膝を曲げ股を開き両膝の間に顔を深く突っ込みます。

よく床で足を延ばし上体を前屈する方法がありますが、腰の痛い人は上体を深く曲げることができない人が多くいます。

写真の方法なら上体の重みを利用して十分なストレッチが可能になります。

ただ痛めた背筋の種類によっては、この方法では十分なストレッチができない場合があります。その時は当院をお訪ねください。

洗顔時に痛みが出にくい姿勢

ぎっくり腰などをすると顔洗うときに腰が痛くなります。

上体を少し曲げると背筋が収縮し背筋を痛めていると痛みが出ます。

上体をもっと深く曲げると背筋はあまり働かず、脊柱と脊柱についている靭帯で体を支えるため痛みがあまり出ません。

顔を洗うときは上体を少し曲げるので背筋が強く働き、そのため背筋が痛いのです。

腰痛-洗顔時の姿勢

対策として椅子に座りできるだけ水に近づき、肘をついて洗顔すると少し痛みが減ります。

腹筋強化

腹筋を強化する理由は、腹圧を高めることにより、脊柱を引き離す方向に力が働きます。

また相反神経支配により、腰痛の原因となりやすい背筋を緩めるように働き、腰椎の反りが減ることで背筋をストレッチされるため背筋の痛みも軽減します。

腰痛予防-腹筋の強化

写真は腹筋を強化する方法です。
両膝を立て臍を覗き込むようにして5秒、5回ほど繰り返せば十分です。

腰痛予防-腹筋の強化

写真は腹筋の中でも腹圧を高める一番有効な筋肉である腹横筋という腹筋を強化する方法です。

胸郭の後ろに両手を当て背中側の外側を膨らませるように息を吸います。その際腹部を膨らまないようにしないと腹横筋活動が緩んでしまいます。


腰痛予防のためのストレッチや筋力強化の方法を詳しくお知りになりたい方は当院をお尋ね下さい。

つくば市 慢性腰痛・痛み専門 マッサージ・はり・運動療法

みどりの鍼灸院


次回は体の中心をぶれないようにするコアマッスルと言われている筋肉の一つである多裂筋の強化方法、ハムストリングスのストレッチ方法を説明します。

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